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設備により料金が変わる高速バス
高速バスは全国さまざまな路線があり、快適に移動することができます。需要の路線では一日に何本も運行されていることから、便利な時間帯を選ぶこともできます。高速バスでは同じ目的地であっても所要時間が変わることがあります。これは、バスが通るルートが異なるからです。また、同じ目的地であっても到着する場所が異なることがあるので事前に確認しておくことがポイントであると言えます。運賃が格安タイプの会社のバスであると、乗降する場所が駅から離れていて徒歩で移動する必要があるなど、少し不便なことがあります。そのため、乗降場については事前に確認しておくことが大事です。乗車当日には時間に余裕を持って到着しておくことが安心と言えます。会社によっては駅などの施設からの地図を掲載していることもあるので持っておくと確実です。
高速バスの料金は利便性だけでなく、車内設備によっても変わります。一般的な横4列シートのタイプのバスも運行されていますが、夜行高速バスや長距離を走るバスでは快適に過ごしたいと考える人もいて、快適性を追求した設備のバスも運行されています。まずは座席の間隔です。前後の座席間隔が広いと足を伸ばすことができ、長時間の乗車でも疲労を軽減できます。また、リクライニングを深めに倒すことができるので車内で休むときにしっかりと眠ることができます。バスによってはフットレストが取り付けられていることもあります。また、シートが独立型というものもあります。隣に人がいないので周囲を気にせずにくつろぐことができますし、トイレに行きたいときにもスムーズに通路に出ることができることから人気です。
特に夜行バスなどでは車内で休むことになります。寝ている顔を人に見られたくないと考える人や、安全面を気にする人もいます。そのような問題を解決するためにパーテーションやカーテンで仕切りを作ることで個室感覚で過ごせるバスもあります。もちろん、座席は人間工学に基づいて設計されていて、快適性に優れています。スリッパなどのサービスもあり、しっかりと休むことができます。このようなバスは料金面では高めに設定されていますが、夜行バスで利用する場合、前日から目的地に到着してホテルで宿泊するよりも安い料金となっていることや、仕事を終えてから利用できる時間設定になっているなどメリットはたくさんあります。特に女性の一人旅などで人気です。料金と快適さをどのように考えるかということがポイントです。